年間行事

花祭り(はなまつり)

仏教の開祖であるお釈迦様の誕生日(毎年4月8日)には、花祭り(別名:灌仏会、降誕会、仏生会、龍華会、花会式、浴仏会)を行います。花祭りでは、お釈迦様の像に甘茶をかけます。これは、お釈迦様がお生まれの際に、天に9頭の龍が現れ甘い水(香湯:ソーマ・アムリタ)を吐き、その水を使って産湯にしたという伝記が由来となります。また、花祭りは赤ちゃんの健康を願うお祭りでもあり、甘茶で赤ちゃんの頭をこすると元気で丈夫な子供に育つと言われています。

彼岸会(ひがんえ)

彼岸とは雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後3日間を合わせた7日間(1年で14日間)のことです。この期間に行う仏事を彼岸会と呼んでいます。彼岸の最初の日を「彼岸入り」、最後の日を「彼岸開け」と呼びます。彼岸の中日、午前・午後1回ずつ檀家様にお集まりいただき、先祖の供養をいたします。その際、檀家様にはお位牌をお持ちいただいております。

※彼岸中日は先祖に感謝し、残る6日間は「悟りの境地」に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされております。

盂蘭盆大施餓鬼法会(うらぼんだいせがきほうえ)

お戻りになられたご先祖様の供養と共に三界萬霊、有縁無縁、すべての霊を供養し、以って自らの功徳とする法要です。昔の言葉にも「情けは人の為ならず巡り巡りてわが身の為に」とある通りです。

※毎年「8月16日 10:00~」行われます。

彼岸会(ひがんえ)

春と同様、秋にも彼岸会を行います。彼岸の中日、午前・午後1回ずつ檀家様にお集まりいただき、先祖の供養をいたします。その際、檀家様にはお位牌をお持ちいただいております。

※彼岸中日は先祖に感謝し、残る6日間は「悟りの境地」に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされております。

修正会(しゅしょうえ)

修正会は、1年の始まりの日となります。毎年元日の5:00より、「家内安全」「仏法興隆」などのの願いを込めてお勤めを行っております。 正月三が日は、毎日正月のお勤めを行っております。ご自由にご参拝ください。

※現在は、ご祈祷・古いお札のお預かりを行っておりません。

節分会(せつぶんえ)

節分とは季節を分ける(季節の変わり目)のことを意味しています。季節の変わり目には邪気(鬼)が生じやすいと考えられており、それを追い払うために豆をまきます。(悪霊払い) 当寺では毎年2月3日の14:00頃より、本堂前にて豆まきを行っております。豆まきの後は、自分の年齢(数え年)の数だけ豆を食べます。

※自分の歳の数より1つ多く豆を食べると、体が丈夫になり、風邪を引かないと言う習わしもあります。